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「UFO?!まさか!」
「いやっ!直也っ、怖いっ!」
怖がる由美や崎谷とは反対に、
小林くんと直也は、
ワクワクした目で夜空に光る物体を追っていた。
「みんな、車、乗れ!
落ちていった方向かうぞ!」
え__________
親の雷が心配な私は、
UFOだか流れ星だか、隕石だか分からない物より
時計の数字の方が気になった。
「そんな遠くないとこ落ちたぞ!」
興奮気味の小林くんは、
走る車から
外の景色を、光1つ見失わないように必死に見つめていた。
「止まれ!止まれ!
あそこ、なんか光ってる!」
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