true love

4/10
前へ
/10ページ
次へ
「もちろん、反対したよ」 表情ひとつ変えないで、 祐紀さんは私の手に持たれたままの缶コーヒーのタブを開けた。 「直也の未来を思ってですか?」 家族なら当たり前の事なのかな? 「二人を思ってだよ。」 …………だけど 生まれてくる命は、 姿は見えなくても、 間違いなく二人の新たな希望になるはずなのに。 「…………もし、、ですよ?私が 祐紀さんの赤ちゃんを授かったら どうしますか?」 もし、 私が好きな人の子どもを授かったなら 一体 どう決断したたろう?
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加