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──私と韮沢が
仲良く話をしなくなる
ということは、
少なからず業務に
支障が出る可能性がある、
ってわけで。
そんなの、
周りにはすぐに判っちゃう。
韮沢が普通にしていてくれれば、
それに合わせて
何も変わらないふうを
装うこともできなくはないのに。
昨夜の、
韮沢が非常階段を
駆け下りる音を思い出すと
本当に気が重い。
どんなに面倒できつめの仕事でも
それなりにうまく
やって来たっていうのに、
こんなプレッシャーってないよ。
私、韮沢になにもしてないのに。
被害者ぶる気はないけど、
むしろされたのは
私の方だ。
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