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おおよそ1時間後
「なんもねー・・・・。」
広がるのは森!森!森!
ドラゴンを駆逐してしまったせいで強い魔物すらいない。
お、森抜けた。
「・・・。」
ザッパーン・・・・ザッパーン・・・
素晴らしい水平線だ。
ん、よく見たら島が他にもあるみたいだ。
「あっちならなんかあるかな?」
服をそのままに海に飛び込む。
目測およそ10kmほど。
この程度なら1分かからないはず。
「さて、行くぜ!」
潜水とは思えない速度を出して島を目指す。
音速を出しているわけじゃないからそこまで生物に影響はない。
はず。
あ、今、サメ一匹はねとばしちゃった。
うん。問題ないな。
あとちょっとで島だ。
ここでジャンプ!
「とぅぅぅぅぅっっっちゃく!」
ジャンプした後に海水を水魔法で抜き取り、砂浜に着地(ダイブ)する。
「ふう、さて、何かめぼしいものは・・・ん?」
そこには一隻の難破船。
乗れても5人ほどの小さな舟だ。
「新しいな。」
船の傷を見る限り、ここ2週間以内に出来た傷だ。
それにツギハギしたあともある。
・・・もしかしたらこの舟に乗っていた人が周囲にsurvival(神発音)してるかもしれない。
ちょっと様子を探ってみるか。
場合によっては舟を提供しよう。
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