ぷろろんぐ

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「っ!?」 確か俺はトラックにはねられて・・・。 ・・・? 「・・・・・・ここはどこだ。」 はねられたなら病院にいるはずなんだが・・・。 「お城?」 白を基調にしたRPGに出てきそうなお城。 「あ、埃。」 ・・・ちょっと目に付いただけ。 ここにいても始まらないな。 警戒しながら歩いてみよう。 一時間ほど歩き回ったが・・・。 誰もいない。 あと外に出られない。 で、あとは目の前にある部屋だけなのだが。 微妙に中が騒がしい。    ん?だんだん音が近づいてく ガンッ 「いてぇ。」 「あ!いました!いましたよ!」 「え?どこどこ! ほんとだ!君が山本 巻君だね!」 部屋から出てきたのは白い女性と白い男性。 翼付き。 誰だこいつらは。 あとぶつけた足の小指がかなり痛い。 「ささ、中に入って入って!」 「ちょっとまって。左足の小指が痛い。」 「あ、ごめんね。"キュア" よし行こうか!」 ・・・今のは魔法ってやつか? ふむ、面白くなってきたか。
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