新しい命

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 朝目覚めて、隣に先生が居ることが何よりも幸せで。  目を細めて「おはよう」と優しく口付けてくれることが幸せで。  「凜」とあの低い甘い声で囁かれるだけで幸せなのだ。  先生に酔っていて大変だったと伝えてもどうやら覚えてないらしく。  ーーーでも、オレが「先生の子供を孕みたい」と言ったのは覚えてるらしく。  学校があるのに朝からイチャイチャして、遅刻しそうになった。
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