valentineday kiss

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 スーパーに入り、生クリームや玉子、板チョコなどをカゴに入れていく。 「凜、カゴ貸して」 「あ、ありがとうございます」  隣にいた先生がすっとオレの手からカゴをとる。  やっぱり先生は優しい。  ついでにご飯の材料も買おうと野菜売り場を見ていたとき、 「あ、凜ちゃーんっ」 「え?」  それは西野さんだった。  こちらにひらひらと手を振りながら近づいてきて、隣には彼女だろうか、可愛い女性が立っていた。
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