第1章

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セックスも自分勝手だし、かと思えばやたらと気持ちいいかどうか聞いてきて、うざいことこの上ない。 ドアを開けっ放しでトイレはするし、大きい方の時くらい閉めればいいのに。 わたしなんていてもいなくてもいいんだわ。 もうあんなやつ、 別れてしまいたい! 花菜はこれだけ書いて、ようやく落ち着いた。 アドレス帳から亜希子のアドレスの頭文字「a」を捜して宛先に入れ、 送信をクリックした。 しばらくすると、花菜のパソコンがメールを大量に受信しはじめた。 タイトルは「RE:昨日彼とけんかしたの」 さっき亜希子に送ったメールだ。
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