3人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
沖「あー、うーん。まぁ、色々と……」
その反応……教えたくないっちゅー事か……。
梨「そうですか。まあ、沖田はんが無事でほんまに良かったわ」
無理矢理にでも何があったか聞きたかったが今はやめておく。
……沖田はんが、話したいと思うた時に聞こう…。
沖「ねえ、梨奈さん。聞きたいことがあるんですけど。」
梨「? なんや?」
沖「梨奈さんは関西の方ですよね?」
梨「それが、どうかしたん?」
沖「どうして、江戸で暮らしてたんですか?」
沖田はんは「興味があるんですよ」と言うようにうちの瞳を見つめていた。
沖「もしかして、聞いてはいけない感じですか?」
梨「そないなことないよ!隠しとる訳じゃあらへんし。」
沖「そうですか!」
うちは「こほん」と咳払いをしてうちの過去の話を始める。
最初のコメントを投稿しよう!