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「ヘビの毒は強力だな、前金のキスで止めれない‥君が桃太郎に奪われなかった事がとても嬉しく思う」
「桃太郎は下手だもの、茨木様に抱かれて私は初めて女性の喜びを知りました」
2人はみつめあい何度も唇を重ねる。そこが外である事やいつ誰が来るかわからない道端である事は気にならないようだ。
茨木はベルトをはずし高く反り立ったツノを取り出す、ゆっくりと優しく美巳の中へと挿入される。
「美巳愛してる、君は絶対にはなさない」
「茨木様‥私も愛しています」
夕陽に沈みゆくなかで茨木の放った愛情の白濁液は美巳の白い肌の上に降り注がれた。
「すまない、今日はゴムがないからキスだけと決めていたのに」
黒斗は後悔するように呟きティッシュで美巳の身体を拭いてゆく。
「なんで茨木様が桃太郎じゃないんだろ。桃次は鬼で悪魔で変態なのに」
美巳は星霊機を取り出すとチェスのアプリをタッチする、漆黒の浴衣は黒羽高校の制服へと戻っていく。
「‥‥茨木様」
黒斗は美巳に微笑み星霊機を取り出す。
「いい報告、新たなケモノだよな」
「はい、子のケモノを見付けました」
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