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でも、どうやって見せるのか。
君尋は上から、皆の心臓を眺めていたと言った。
瞬と、武蔵もロビーを見下ろせる、
中二階へと移動した。
そこには、
皿の飾られた棚が置いてあった。
装飾性の高い皿は、ライトに当てられ、
きれいに見えた。
横にはイスがあり、瞬が座ると、
真横に時計のような周期的な音が聞こえた。
時限爆弾かと、瞬が立ち上がると、
棚の下段には器に盛られ、
かつ動き続けている心臓があった。
「…心臓…」
飾る前に、既に犯人が飾っていた。
器の横に血文字で、
『死と美』と書かれていた。
瞬は仕方なく、配置されていた警官を呼ぶと、
都築を呼んで貰った。
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