”千里の道も一歩から”編_拾漆

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  私は佐野に申し訳ない気持ちで一杯になる。 「佐野先生、私はどんな処分でも受けます。 ・・・何とか穏便に形がつくように、して下さい。」 「ゆぅっ・・!!センセイッ!!何いってんの?!! そんなのダメだっ! だって、あの時写真を撮ってたってことは やっぱりあれは、突き落とされたってことだろ? これだって、そいつらの嫌がらせに決まってるっ!!」 私はこんな事になって初めて 佐々木があの日の事実に気付いていると知った。 彼が私に纏わりついていたのは ボディーガードのつもりだったのだろう・・・ 私はそんな事にすら気付かなかった・・・
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