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右足から下着を外して、部屋の明かりに反射して光る濡れた場所に、舜平は口付ける。
「………………んんっ!」
声が大きく漏れそうになり、麻莉は咄嗟に手で口をふさぐ。
舜平は両手を麻莉のそれぞれの手に伸ばし、指を絡ませた。
そして、また麻莉の敏感な部分を舐め始める。
「……………あっ………あっ……ん」
声をふさぐ手段がなくなり、麻莉の声が高く漏れた。
舜平は麻莉のその声を聞くと、スイッチが入ったかのように、さらに刺激する。
「…………んあぁっ!……あっ…あっ!」
舜平の唇と舌が器用に刺激を繰り返し、麻莉の腰は波打つ。
舜平は麻莉の右手から手を離すと、自分の唾液だ湿らせて、麻莉の中へと滑り込ませた。
中を探りながら、刺激すると、舜平の指に吸い付くようにうごめく。
舜平はその動きを敏感に感じ取りながら、かき回しては止め、動かしては止めを繰り返した。
麻莉は舜平に刺激をコントロールされてしまい、あと少しで果ててしまいそうなところで、おあずけをされ、また大波が来るそうなところで、おあずけを繰り返えされてしまった。
麻莉の愛液はシーツを濡らしてしまうほどに溢れ出し、いつまでも疼きを失うことが出来ないまま、悶え続けていた。
麻莉は早く舜平と一つになりたくて仕方なかった。
「………舜平……さん、もういや……。お願い……っ」
麻莉が声を出すと、舜平は麻莉の顔に近付いて、麻莉に唇を重ねた。
麻莉は舜平の首元に抱きつく。
舜平の唇が離れ、麻莉はもう抑えきれず、
「………舜平さんが欲しい………」と声に出した。
舜平は優しく微笑んで、また麻莉に軽くキスをしながら、自分の服を全て脱ぎ捨てた。
そして、麻莉のスカートも脱がして、2人して裸になり、その身体を重ね合わせた。
舜平の肌と体温がとても気持ち良くて、麻莉は幸福感に包まれる。
それからしばらく2人は唇を重ねながら、体温を確かめ合った。
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