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「君、桐生さんは嫌じゃないの?もちろん、間違いが起きるなんてことは絶対にないのは約束するけど」
・・・見知らぬ他人が家にいたら嫌なんじゃないか?
女子高生だし、そういうのは普通の人より意識するものではないのだろうか
俺は、心配しながら彼女を見た
『嫌なわけないです!一生懸命、働きますし、何でもおっしゃってください!』
だが、俺の心配は不要なようで
実にかわいらしい笑顔を向けられた
「でも、やっぱりやめといたほうが・・・」
俺がそういうと熱が入ったように
『男女差別はよくないです!やっと見つけた住み込みのバイトなんです!!』
なんて、涙目で言われてしまった
俺は、正直早くバイトを雇いたかったし
彼女が問題ないのならそれでいいのだが
ここまで熱が入ってしまうと
例えよくなかったとしても、やはりなかったことにとはいえないだろう
そんな俺の空気を読み取った高木は
『じゃぁ、桐生、柴田を頼んだぞ!』
といって、その言葉に、桐生さんはほっとしたようにうなずいていた
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