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…家
家に帰るとお母さんが待っていた
「大丈夫?」
私は大きく頷き
「うん♪」
私は庭に目をやり
「芽…まだなん?」
お母さんは腕をくみ
「う~ん…
まだなんだよね~
早く出てくるといいのになぁ」
「……うん」
本当は芽がいつ出てきても私には興味なかった
でもお母さんは毎日ちゃんと水やりをしている
お母さんは私に聞いた
「お腹空いてへん?」
私はすぐ答えた
「空いてる!!」
私とお母さんは笑い合った
…次の日
琉菜との待ち合わせ場所に行った
行きずらかった
でも何もしないよりかいいと思った
琉菜は来た…
私が先に声を掛ける
「…おはよう♪」
琉菜は気まずそうに
「おはよッ…」
会話が続かなくなった
その時琉菜が口を開いた
とても心が救われた
「昨日…本当にごめんね。
私朱紗に意地悪して…
おまけに砂かけちゃって…
ちゃんと言いたかった」
「…うん。
私こそごめんね…
応援するって言ったのに…」
琉菜は首を激しく横に振り
「あれは私の誤解のせいやった…本間にごめん!!!
こんな私やけど友達でおってくれる…?」
私は涙が出そうだったけれど、素直に泣いていいのだと思った
「もちろんやん!!
親友やろ♪」
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