発芽

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私は心から思った 友達がいてくれてよかったと… そして 友達は一生の宝物だとね♪ 琉菜は照れながら 「もう…朱紗好きやわ☆」 私達は笑い合った 楽しくて…楽しくて… 幸せ?は大げさかもしれない でも…幸せを掴んでるような気がした―… 学校に着くとみんなが私に駆け寄って 「大丈夫??」 「元気になった?」 みんなが心配してくれた 龍輝もね―… 琉菜は今日龍輝に告白すると言っていた 琉菜は小さな体でも大きな心を持っている… そういうところ凄く憧れる 私はそれを聞いた時 ちゃんと笑って 背中を押して あげれたかな―…? 背後から小さな声で私を呼ぶ声が聞こえた 「朱紗!」 琉菜だった 私は拳に親指を立てて 「頑張ってね♪」 琉菜は小さく頷き龍輝のところへ行った …龍輝はなんて言うんだろう? …約30分後 琉菜は走って帰ってきた 琉菜の顔は泣いていた 「駄目やった… まだそんな感情わかんないって言われた… 10歳じゃやっぱり早いん?」 私は首を横に振り 「ううん…立派だと思うよ? 琉菜の気持ちや思いは大人と並べるぐらい立派やと私は思う♪また頑張ったらいいやん☆」 琉菜は小さく笑い 「…うん! ありがとうな、朱紗に背中押されてめっちゃ自信ついてんで?よ~し!クリスマスパーティー頑張ろな!!」 「うん!」
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