特権

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私は龍輝が好きだと気がついた 琉菜みたいに立派じゃないけれど…好きだとわかる 琉菜に冬休みが終わってから伝えよう 12月26日… 無事クリスマスパーティーも終わり、年賀状を書く頃 私はクラスのみんなに書いていた 「あ~! もう嫌やあ!! 書いても書いても終わらん!」 すると、部屋にお母さんが入ってきた 「何怒ってるん? あっ!今年の正月龍輝君とこと過ごすコトなったからな」 「えっ?!何で?」 「龍輝君のお母さんに一緒に過ごそう言われたから… えっ?朱紗嫌やった? それやったら断りに…」 私は慌てて 「嫌ちゃう嫌ちゃう! 全然いいから!」 お母さんはにっこり笑って 「そう!じゃあ年賀状頑張ってね♪お母さんはスーパー行って来るから」 部屋を出ていった 龍輝と正月… 嫌ちゃうよ? 全然いいよ? むしろ嬉しい♪ 幼馴染みの特権やな☆ 龍輝の幼馴染みでよかった! 私はまた年賀状を書き始めた
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