特権

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…12月28日 庭に雪が降り積もった 私にも奇跡が降り積もった …ピンポーン お母さんは掃除をしていて出れなかったから、私が出た 「は~い!」 ドアの前に立っていたのは …龍輝だった 「…龍輝?!」 龍輝はニコッと笑い 「よう!外雪積もってるから遊ぼう~」 のんきな奴… でも私は龍輝と居たかった だから… 「ええよ! しゃあないなぁ~」 本当は嘘やけど… 私の家の庭で遊ぶことにした 龍輝の横に居るだけで落ち着いた 私は雪だるまを作っていた 龍輝は何個も何個も雪の塊を作っていた 私は雪だるまが面白くなくて 「龍輝?何してるん~?」 龍輝はこっちを向いた瞬間私に雪の塊を投げてきた それがとても 冷たくて…冷たくて… 涙が出た… 龍輝はびっくりして 「何で泣いてるん?! 俺のせい????」 慌ててる龍輝を私は笑った 「ちゃうよ~! 冷たくて涙が出ただ―け!」 龍輝は安心した様子で 「何やぁ~よかった!」 また雪の塊を投げてきた でも… 楽しくて…楽しくて… 本当に龍輝が 好きなんだなと思ったよ?
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