第3章~友情と愛情の狭間で(後編)~

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その後、 必死に校内を探し周りました。 すると、 ショウくんは、 駐輪場の隣りにあるベンチに座り 下を向いていました。 なんとも、 話し掛けづらいオーラを 醸し出しているショウくん。 さては、 まだ怒っているのでは? と思いましたが、 ここで逃げる訳にはいきません。 意を決して、 ショウくんに話し掛けてみました。 「シ、シ、ショウくん?」 緊張し過ぎて、 名前を噛むという 大失態を犯しましたが、 ここはあくまで平然とを装い 恐る恐る近付く作者。
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