第1章~幼少期~

4/12

204人が本棚に入れています
本棚に追加
/223ページ
作者が幼かった20年程前 その当時はまだ、 母子家庭、父子家庭の家が少なく 周りからは同情の目で見られていた ように思います。 あの子の家は 母親が居ない。 だから可哀想な子。 そんな風に 思われているのが分かるように 大人達はまるで腫れ物にでも 触るかのように妙に優しかったです。 実際のところ 寂しいと感じた事はありませんでした。 祖父や祖母、それに兄がいる。 休みの日には父が色々な所に連れて行ってくれたし、叔母も近くに住んでいた事から洋服を買ってきてくれたり、ご飯に連れて行ってくれたりと、とても恵まれた家庭環境だったと思います。
/223ページ

最初のコメントを投稿しよう!

204人が本棚に入れています
本棚に追加