第4章~初体験~

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そして、 映画の後はすき家で牛丼を食べ、 プリクラを撮り、何故かマックでお茶をし、夜も更けてきた頃。 和也さんは、 満面の笑みでこう言いました。 「そろそろ愛の巣へ行こうか?」 自分から誘ったくせに、 妙に緊張する作者。 本当肝心な時にばかり発動する 作者のチキンハート。 恥ずかしさのあまり、 顔を真っ赤にしながら、 「はい…」 としか答えられませんでした。 本当情けないですよね。 さっきまで猛獣だったのに、 急にひよこに逆戻りしてしまったようです。
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