第4章~初体験~

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後ろから抱き締められると、 普段言えないような事でも、 サラッと言えました。 妙な安心感に包まれているからなのか。 目を見て話していないからなのか。 それは、分かりませんが兎に角何でも正直に話す事が出来たんですよね。 それを、 知ってか知らずか、 急に和也さんからの 質問攻めが始まりました。 「俺の事、好き?」 「好きですよ!」 「どこが?」 「優しい所です!」 「嫌いな所は?」 「今の所ないです。」 「ねぇ?」 「なんですか?」 「こっち向いて?」 「嫌です。」 「なんで?」 「恥ずかしいからです。」
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