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ある日、
以前から約束をしていた
アウトレットへ遊びに行ったんです。
その日も、
とても楽しくて、
このまま帰りたくないな。
もう少し一緒に居たいな。
そんな風に思っていると、
「夕飯食っていかない?大事な話しがあるんだ。」
そう言う和也さんの顔は、
何かを決意したような顔をしていて、
それでいて、どこか寂しげでもありました。
大事な話しという言葉に
一瞬チクリと胸が痛む作者。
「もしかして別れを切り出されるんじゃ…」
いつだって、
自分に自信を持てない作者は、
こういう時、悪い方向にばかり考えてしまいます。
それでも、
大切の人からの大事な話し。
聞かない訳にはいきません。
気持ちとは裏腹に、
兎に角明るく返事しました。
「いいですよ!ちょっとお腹空いたので、ファミレスに行きましょ!」
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