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「じゃあ、聞いてくれる?あのさ、俺留学しようと思うんだ。」
「り、り、留学?」
一瞬にして、
頭の中は真っ白になりました。
「そう、教師になる前にどうしても1度留学して色々な世界を見ながら勉強したいと思ったんだ。俺の新たな夢!応援してくれる?」
「も、勿論!」
和也さん。
本音を言うと、
行かないで!って言いたかったです。
留学なんてしたら、
会えなくなるじゃん!
そんなの寂しいよ!って。
好きな人の夢を応援出来ないなんて、
恋人として失格ですか?
こんなに近くにいるのに、
あまりにも遠くに感じるあなた。
和也さん。
まだまだ子供で我が儘で自分勝手な作者には、あなたの夢を応援出来そうもありません。
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