第4章~初体験~

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「じゃあ、聞いてくれる?あのさ、俺留学しようと思うんだ。」 「り、り、留学?」 一瞬にして、 頭の中は真っ白になりました。 「そう、教師になる前にどうしても1度留学して色々な世界を見ながら勉強したいと思ったんだ。俺の新たな夢!応援してくれる?」 「も、勿論!」 和也さん。 本音を言うと、 行かないで!って言いたかったです。 留学なんてしたら、 会えなくなるじゃん! そんなの寂しいよ!って。 好きな人の夢を応援出来ないなんて、 恋人として失格ですか? こんなに近くにいるのに、 あまりにも遠くに感じるあなた。 和也さん。 まだまだ子供で我が儘で自分勝手な作者には、あなたの夢を応援出来そうもありません。
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