~休憩⑤~

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自宅のインターホンが鳴り、 まさかと思い玄関へとダッシュし、 急いで扉を開けると、 「来ちゃった!てへっ」 そこには、 島君の姿がありました。 「え?学校は?文化祭は?え?え?」 覚醒しきってない頭では、 現実で起こっている事態を 飲み込めませんでした。 「あー、学校?抜け出してきた!一緒に行こ?」 一瞬にして、 キモ夫が王子様に見えた瞬間でした。 直ぐ様ガラスの靴に履き替えて、 かぼちゃの馬車に乗り込もうかとも 思いましたが、とりあえず思い留まり、島君を一旦家の中に招き入れる事にしました。 完全に寝起き姿(スウェット)でしたし、 話を聞いてもらおうとも思ったので。 ※決して下心はありませんよ?
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