第3章~友情と愛情の狭間で(前編)~

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しばらくすると、 担任となる先生が教壇に立ち、 何やら挨拶を始めました。 1年A組。 作者の担任はというと、 白髪混じりの七三分け。 目が異常に充血していて、歯はヤニで黄色くなり、常にタバコの臭いをプンプンとさせている、学年主任の先生でした。 この時点で、 少しゲンナリしていた作者でしたが、 ひと通り、自らの自己紹介を終えた先生は、出席番号順に自己紹介をするよう作者達生徒に促してきました。 作者の出席番号は1番最後。 更にゲンナリしましたが、 作者の気持ちを知ってか知らずか、 1番の子から教壇へと立ち、 自己紹介を始めていきました。
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