第3章~友情と愛情の狭間で(前編)~

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すると、 リーダー格の少年は、 うすら笑いを浮かべながら こう言ったんです。 「見て分からねぇの?調子に乗ってるからコイツを絞めてるとこだよ。」 色々と突っ込みどころがあり過ぎて 何から聞こうか迷いましたが、 とりあえず、一番気になる所から聞く事にしました。 「調子に乗ってるって、この子が何かしたの?」 この質問を投げ掛けた時、 一瞬間を置いてから、 今度はリーダー格の少年とは、 別の少年が口を開きました。 「テストでコイツだけ良い点数を取った事が気に食わねぇんだよ!」
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