第2章

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そんな、全てに疑問をもつ俺が、理系の道に進むのも時間の問題だった。 自分が気になること、 即ち、自分が知りたいこと。 それらを調べる術があるならば、それを実行しない理由はない。 そんな俺に知識が増えていくことも、また、時間の問題だった。 間違った情報に惑わされることもあった。 でも、俺は自分で全てを見分け、今や 「藤田、今日も実験を手伝ってくれないか」 と。 「勿論です、先生。」 自分でも、よくここまできたな、と思う。
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