”千里の道も一歩から”編_弐拾捌

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”千里の道も一歩から”編_弐拾捌

  ほとんど眠れない休日を過ごし、月曜が訪れる。 どんな状態でも時は過ぎ、必ず、朝が来て、夜が来る。 そんな当たり前のことなのに、それすら辛く感じる。 丸めて捨てたはずのメモは二日たっても、 そのままの位置に転がっている。 ゴミの日だというのに、 私はそれを結局捨て去ることが出来ずに電車に乗った。 『・・・・・・・・・・・・もう、ヤダ・・・』
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