3S・1M・クールビズ

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「あぁ……悦い……っ!!」  私は御師様の部屋のふすまの前で正座したまま、困惑していた。 「はぁ…あぁ………っ!!」  御師様は、確実に中にいる。  なぜならこのあられもない嬌声は、間違いなく御師様の声だからだ。 「もっと……もっとぉ……っ!!」  しかし、こんな真っ昼間から嬌声を上げているとは何事か。  そしてそんな相手がいたとは何事か。 「そんな……選べなんて、無理ぃ………っ!!」  どんなお相手とよろしくやっているのかというのは、非常に気になる。  あんな変人でドMなヘムタイ御師様を相手取る女性というものを、ぜひ拝んでみたいとは思う。  しかしよろしくやっている現場に乱入しようと思うほど、空気の読めない人間にはなりたくない。
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