初陣編_参

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  ありえない、と私は思った。 神田から私に話しかけることは、皆無、だ。 研修中を除いて、彼が私に自発的に話しかけたことはない。 しかも、物1を手放して以来、仕事の話すらしていない。 だが、言った言わないの水掛け論は無駄なことだ。 「・・・何時時点の変更ですか? 変更点の開示をお願いします。」 神田はギリッと歯を鳴らした。 「そんな暇はないっ!!てめぇで勝手にやってろっ!!」 シーンッと場が静まり変える。 吐き出したくなるため息を何とか飲み込んだ。 鏡は口を出さず、私の出方を待っているようだった。
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