1章

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俺たちは、いわゆる幼なじみってやつだ。 親同士が、高校の親友とかなんとかで小さいときから家族ぐるみで付き合っている。 ただ、なぜか俺は嫌われているんだよな。 俺は彼女に背を向け歩き出そうとする。 「あ、ちょっと、今日大会だったんでしょ? 結果はどーだったのよ?」 「廃部だとよ。 ま、人生こんなもんだ。」 「あんたって本当に中途半端よね。何しても続かないし。 さ、さっさと帰って。」
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