1章

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「俺らしいだろ?」 返事を聞かずに歩き始める。 昔からそうだった。飽きっぽい俺は何をしてもあまり続かず、いつもフラフラと生きてきた。 でも、俺だって何か打ち込めることがあれば、、、、 あいつは、悔しいけど、天才だ。だから俺の気持ちなんかわからねぇんだろうな。 蝉の声、夏の夕暮れ、俺は家へと帰っていった。
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