1章

2/13
前へ
/22ページ
次へ
「ゲームセット! 南多良高校の勝ち! 互いに礼!」 俺の名前は相原 翔(あいはら かける)。 桜花学園1年生、180センチ、70キロ。 バレー部に所属、そして今、高1の夏が終わった。 「ごめんな、相原。今年こそはお前がいるからいけると思ったのに、結局俺達が足引っ張っちまった。」 泣きながら、謝ってくる先輩たち。 こう見えても俺はこのチームのエースだった。 「謝らないでくださいよ。来年こそ、1回戦突破してみせますよ。」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加