1章

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俺があきれていると、一人の男が話しかけてきた。 「おう、相原。お前もまほちゃん目当てか?」 「そんなんじゃねーよ、クラスメイトの田中太郎くん。」 「誰に説明してんだよ。 それよりさ、やっぱり可愛いよなー。 お前も顔と名前くらいはしってるだろ?隣のクラスの岡田真歩ちゃん。 なんと、1年生にして走り高跳びで地区大会優勝!この夏のインターハイも優勝候補の最有力候補って話だぞ。」 「あぁ、知ってるよ。顔と名前以外もな。」 「あぁ?なんか言ったか?」 「なんも言ってねーよ。それじゃあ俺は部室行くから。」
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