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三度の飯より都市伝説やミステリーが大好きな鷹斗である。
都市伝説なんて言われたら、これはもう帰るわけにはいかない。
「四十九日の呪いって確か、もうすぐ死んじゃう人が、わら人形に呪いをかけて、生きてる人をあの世に一緒に連れて逝こうってヤツだよね?」
「そうです」
美桜が鷹斗に向かって答えた。
「あのなぁ~このクソ忙しい時に、何の話かと思ったら、何が都市伝説だ」
所長が思い切り面倒くさそうな顔をする。
「嘘じゃないの! 本当に来たのよ! 萌ちゃん、スマホ」
美桜は萌に向かって手を出した。
「はい」
萌は自分のスマートホンを操作してから、美桜に手渡す。
「これよ。これが昨日から来始めたのよ」
「どれ?」
鷹斗は辛抱堪らなくなって、所長を押しどけて覗き込んだ。
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