初陣編_伍

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  雄太の側にいるみたいな安心感。 いや、それ以上、かも、しれない・・・ どっしりと腰を下ろした大木の根元で 雨風の心配も外敵の侵入も何もかも心配する必要もなく 身を任せられるような・・・ 深い、深い安心感。   『・・・いつだったかな・・・』 幼少の頃、誰かに同じことを思ったことがある。 遠い記憶を探るが、思い出せない。 多分きっと、それは祖父なのだろう・・・ 幼少時代、 私が安心できたのは祖父母の下だけだったから・・・
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