初陣編_拾陸

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  やっと泣き止んだ綾香に、鏡は告げる。 「綾香・・・、俺は結婚はしない。 ・・・・・・あの家に戻ることはない。 ・・・武人と幸せになれ。」 いやです、と綾香は怯えたように首を横に振る。 だが、鏡は静かな眼差しで ジッと綾香を見つめるだけで頷いてくれない。 綾香は諸悪の根源への怒りが吹き出し、暴走した。 綾香は鏡の腕から飛び出て、カバンから何かを取り出した。 そして、ナイフを私に振り下ろそうとした。 「全部、貴女のせいよっ!!!」 鏡がその腕を止めて、怒る。 「いい加減にしろっ!!!」
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