4 ドキドキの裏側

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「そうか~受験生か~。どこ受けるの?」 「はい。工大目指してます」 「お~、工大か~。僕の同級生にも行ったヤツいるよ。機械宇宙学で」 「ほんとですか!」 「うん。あそこには宇宙がある、ってね。そう言ってた」 「はい!僕もそっちに行きたいんです」 え? 宇宙? 宇宙飛行士? 「飛びたいの?」 「いえ、見守りたいほうです」 「開発だね」 「はい」 「僕の同級生はね、JAXAにも配属されたんだよ。で、今は帰国して工大で教鞭を執ってる」 「そうなんですか!凄いな~」 「入学すれば会えるよ。頑張れ!」 「はい!頑張ります!」
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