4…永田的LOVE LIFE!

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動き疲れて、気持ちよくなってきた頃合い。 俺もそろそろー、だなんて思った時、 「Zzz…Zzz…」 イッ、イビキ?! バカヤロー、おまえ、ったく、いい加減にしろよ! トシコはイビキをかいて、気持ち良さそうにヨダレを垂らして眠っていた。 コイツはいつも、最後はこうなんだよ。 こういうオチを俺に落とすんだよなぁー。 もぉ、いいよ、勝手にしろよ。 俺は渋々、気持ちを落ち着かせて、服を着る。 もちろん、トシコにも脱ぎ散らかした服を拾って、着させてやんの。 何やってんだよ、俺もおまえも。 チラッとまた、トシコの寝顔を見る。 「あー、参った参った…」 俺は前髪をかき上げて、静かに大きく肩を揺らして笑った。 最後の絶頂、俺には体感させないつもりか?… 終わりがない、そんな仲でいつも居たいって?… 気持ちいいのも、同じタイミングじゃないと嫌だって事なのか?… だとしたら、おまえは俺より相当、腹黒い野心家だな。 Sな俺に、Mなフリしておまえは、こうやって遠回しに自分の気持ちを押し付けてんだよな。 はいはい、分かったよ。 いつも試してる俺は、おまえにドップリ試されてるフリをしてやるよ。
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