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「おやすみ、トシコ」
赤ちゃんみたいな、おまえの呑気な寝顔。
一日の終わりに、このアホな面は、本当にホッと癒される。
おまえに疲れる時も、結構あるんだけど。
おまえで疲れが、ぶっ飛ぶ時も確実にある。
こうやって、毎日毎日、ガチャガチャと俺の側でおまえがやらかすから、俺の一日の休みも、あっという間に終わちゃうけど。
明日も、いや。
明後日も、いやいや。
一年後、二年後?、いやいや。
ずっと、いつまでも。
トシコだけで。
俺は、外でも頑張って行けるよ。
俺自身の、俺的LOVE LIFEは。
そうだなぁー。
のんびりと穏やかに、そしてなるべく静かに、時々トシコをイジメては、最後は中途半端に、でもしっかりと癒されて、翌朝をトシコと元気いっぱいで目覚める事。
それの繰り返しで、俺には調度いい。
もちろん、死ぬまで。
いや、死んだ後でも、俺はトシコなんていう妙な生き物は、誰にも渡さねぇし。
「Zzzッ!…ZzzPーッ!…」
しかし、まぁ、うるっせぇーイビキだ。
覗きつつ、無意識に。
…チュッ…
可愛いから、ついつい。(照)
そして、俺はおまえの方を向きながら、自然と、ようやく眠りに付いた。
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