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本人には言えないけど…。
マジに惚れてるのは、私の方だよ。
ドS彼氏なんかじゃない。
誰よりも他人の私を、自分の事のように想ってくれるんだもの。
全然、怖い人なんかじゃない。
本当は、超ド優しい彼氏なんだもの。
そんな一流の彼が、私を選んで一緒に居てくれる事に感謝してます。
偉大なる永田、大好きだよ!
スマホのバイブレーションに気が付き、確認すると永田からだった。
『間に合った?』
文字数は少ないけど、毎回こうやってしっかりと永田の愛情に触れて感動!
『早く着き過ぎだっつーの!(笑)』
でも、ほら、私は素直じゃないから。
どうにも、こう送信しちゃうんだけどさ。
きっと今頃、永田。
私のこのメールを見て、静かにバカウケしてると思うんだよね。
永田は、私がこうやって失敗したりするのに、絶対ステータスを感じてるはずだから。
アハハッ!笑ってくれてるといいなー。
しばらくして、
『ウケる(笑)』
そう入ってきて、私は私の予想通りで嬉しかった。
『永田の鬼畜ヤロー!』
私のこのメールに、どう反応したかな?
すると、
『うるせぇ、アホトシコ』
アハハッ!やっぱりアホだと私の事、想ってくれてんだね?
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