4人が本棚に入れています
本棚に追加
~業~
ミチュと別れたマオォーは薄明かりの闇の元で溜め息をつく。
ポルポルーポルポルー
マオォーの携帯が鳴る
嫌そうに面倒くさそうに携帯をあけた
マオォー
「もしもし…」
ゆっち
「ご機嫌よう♪」
クスクスクスクスクス
マオォー
「ふー。この際だから、いい加減ストーカーも止めたら?」
ゆっち
「あんたが死んでも止めない♪」
「てかさ?死にたいのかな?」
クスクスクスクスクス
マオォー
「冗談ですよゆっちさん」
額から青い汗が垂れてくる
(チッ!ヤバイナ)
「朗報があります!」
ゆっち
「あら?素敵な報告かしら?」
クスクスクスクスクス
マオォー
「今回の件(屁)。リンリンさんが評価して下さいました」
「復帰も早まるかと」
ゆっち
「流石♪リンリンさん♪」
「豚共とは大違い♪」
「マオォーは今後もしっかり仕事なさいな」
「私は必ず復帰して」
「ミチュを奪うんだから☆」
「裏切ったらコロチュ♪」
クスクスクスクスクス
マオォー
「裏切るわけないっしょ!」
「臭い屁でしたね♪」
「なに喰ったんすか?」
ゆっち
「いゃん♪愛の力♪♪♪」
「バッハッハーィ☆」
クスクスクスクスクス
ガチャ…ぷーぷーぷー
チィィィィィィ!
マオォーは大きく舌打ちをする。
年代を感じさせる言葉はいつ聞いても不愉快にきこえ
ふぅーーーー
長い溜め息が1つ闇に溶けた
最初のコメントを投稿しよう!