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ミチュ
(今…手をのばせば…)
ゆっちの大桃が目の前にある…
視線を感じたのか?
大きな桃がむずむずしてるようだ
ミチュ
(ハァハァハァハァー)(ダメダメダメヨー)
少年A
「あっこんなところに袋がある毒ガスだ!」
少女A
「開けて♪開けて♪」
シマウマ柄の母
「やめなさい!」
ミチュ
(うるさい!ガッデーム!)
周りの人々が注目する中
少女A
「母ちゃんA君、開けちゃった」
ミチュ
(大迷惑な餓鬼だっ!)
視線を大桃に向けたとき
〈ぷっすぅーぅ〉←長めのスカシ
微かに空気のでる音が聞こえた
少年A
「なんかへんな臭いがする!」
少女A
「嫌ァー目が痛いよ」
シマウマ柄の母
「毒ガスよー!助けてー!」
電車内は大パニック!
泣き叫ぶ人々逃げ惑う人々バタバタと倒れる人達
全員「目が痛い!」「鼻が曲がる!」鼻を抑えながら涙を流す!
電車は緊急停止!!!
僕は唖然としてゆっちをみる
目と眼が合った
涙眼になっているゆっち
(可愛い抱きしめてあげたい)
僕は勇気を振り絞り
あらゆるパワーを込めて
ミチュ
「すいませーん!!!」
「屁ェ~こきましたァーー!」
「ごめんねごめんねーーーー」
皆が僕の方を向いた時
ゆっちが僕を指さし
ゆっち
「落ち着いて下さい!」
「この人がオナラしました!!」
ミチュ
(…………………泣)
「ごめんねーごめんねー」
このあとすぐに警察や自衛隊の人、救急車から消防車、みたこともない分厚い車などなどがきて
倒れた人を救護した…
もちろんテレビカメラもきていて
僕は警察に事情を説明し
連れていかれました……。
警察に連れていかれる僕をみて
マオォーは
「うはっひょっひょっー」
「超・う・け・る♪」
「よっ毒ガス製造人間!」
お腹を抑え泣きながら笑っていました
本当に嬉しそうでした…
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