第1章

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ミチュ (今…手をのばせば…) ゆっちの大桃が目の前にある… 視線を感じたのか? 大きな桃がむずむずしてるようだ ミチュ (ハァハァハァハァー)(ダメダメダメヨー) 少年A 「あっこんなところに袋がある毒ガスだ!」 少女A 「開けて♪開けて♪」 シマウマ柄の母 「やめなさい!」 ミチュ (うるさい!ガッデーム!) 周りの人々が注目する中 少女A 「母ちゃんA君、開けちゃった」 ミチュ (大迷惑な餓鬼だっ!) 視線を大桃に向けたとき 〈ぷっすぅーぅ〉←長めのスカシ 微かに空気のでる音が聞こえた 少年A 「なんかへんな臭いがする!」 少女A 「嫌ァー目が痛いよ」 シマウマ柄の母 「毒ガスよー!助けてー!」 電車内は大パニック! 泣き叫ぶ人々逃げ惑う人々バタバタと倒れる人達 全員「目が痛い!」「鼻が曲がる!」鼻を抑えながら涙を流す! 電車は緊急停止!!! 僕は唖然としてゆっちをみる 目と眼が合った 涙眼になっているゆっち (可愛い抱きしめてあげたい) 僕は勇気を振り絞り あらゆるパワーを込めて ミチュ 「すいませーん!!!」 「屁ェ~こきましたァーー!」 「ごめんねごめんねーーーー」 皆が僕の方を向いた時 ゆっちが僕を指さし ゆっち 「落ち着いて下さい!」 「この人がオナラしました!!」 ミチュ (…………………泣) 「ごめんねーごめんねー」 このあとすぐに警察や自衛隊の人、救急車から消防車、みたこともない分厚い車などなどがきて 倒れた人を救護した… もちろんテレビカメラもきていて 僕は警察に事情を説明し 連れていかれました……。 警察に連れていかれる僕をみて マオォーは 「うはっひょっひょっー」 「超・う・け・る♪」 「よっ毒ガス製造人間!」 お腹を抑え泣きながら笑っていました 本当に嬉しそうでした…
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