家族

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家族

毎日同じ時間の繰り返し 子供と遊び 子供を寝かせ 貴方の帰りをずっと待ってる そして待ちくたびれた頃に 貴方はいつも帰って来るの お帰りなさい今日はねと 色々お話したかったのに 疲れた貴方は上の空で いつも自分のことで精一杯 話を聞いて、話を聞いて? 私はただ心の中で叫ぶだけで 貴方の顔を見てしまうとね 何も言えなくなってしまうの 仕事で何かあったのかなと 私はとても心配で心配で だけど貴方は何も私には 言ってくれないから私もね うまく声をかけられなくて 私にだけは話して欲しいのに 寂しいよ、なんか寂しいよ 貴方にだけは聞いて欲しいのに 寂しいよ、なんか寂しいよ 一緒にいるのに一人ぼっち 貴方にとって私はどんな存在なの? そんなことを考えながら今日もまた 貴方の帰りを待っていたらいつの間にか 私は疲れてテーブルに顔を埋めたまま 眠ってしまったみたいだね 帰ってきた貴方は怒るでもなく 私の背中にそっと毛布を掛けて いつも帰りが遅くてごめんねと 言いながら私の頭を優しく撫でた 寝ていた私は全く覚えてないけれど 貴方が毛布を掛けてくれたのかな?
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