春夏秋冬 ― それぞれの恋 ―

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  《春花 -Haruka-》 蓮花のティアラを 頭に乗せて あなたの元へと走って行った  恋というもの何なのか 分からなかった幼き日 ともに歩んで大きくなって 今日は恥ずかし初デート 両手差し出し迎え入れ ぎゅっと抱きしめ頬寄せる 昔は出来たことだけど 手繋ぎだけでも恥ずかしい それでもどうにか頑張って シャツの裾だけ掴んだの 突然あなたが足を止め こちらを振り向き囁いた ・・・・・・えっ?! 思わず赤面火照る頬 聞こえなかったふりをして 急いでシャツから手を放す だってシラナイそんなこと   恥ずかしいから言わないで †100615
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