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私は暖かな気持ちになり、落ち着く。
そして、もう一度、祖母の言葉を思い出し、目を瞑る。
・・・祖母が側で見守ってくれているようだった。
緊張が解け、恐怖が消える。
鏡を見て、微笑む。
「・・・行きましょう。もう、大丈夫です。」
本当に大丈夫なのか・・・、と鏡は心配そうに見る。
怖い、まだ、怖い・・・
だが、こんな所で隠れて、鏡に恥をかかせる訳にはいかない。
だから、私は腹をくくった。
・・・・祖母がきっと助けてくれる。
はい、と私はにっこりと微笑んだ。
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