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祖母は祖父に使えていた小作人の娘で、二人は幼馴染だった。
落ちぶれたとはいえ、
身分違いの結婚は、古い慣習の残るその地域では
受け入れられる訳がなく、反発にあった。
その上、
祖父はその頃にしては垢抜けたハンサムで、働き者。
娘をもらってくれるなら、家ごと面倒をみてもいい
と言う申し出さえあったという。
それでも、祖父は祖母を選び、思いを貫いた。
2人には心強い援軍も居たという。
・・・・・・・曾祖母、だ。
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