第1章

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相変わらず、千晃は男子に囲まれている。 無意識に体が、千晃から男子を離れさせようとしていたが、 千晃のためにも、関わらない方がいいのか… 俺はまた自分の席に戻った。 光「秀太!お前もこっち来いよ」 男子の輪の中に居た一人、日高がこっちに手招きしていた。 …ったく、空気読めねぇやつ。 まあ、俺らの事情なんて知るわけないから責められないけど。 秀「いや、俺はトイレ行ってくるから!」 光「そうなのか?」 なんとか避けることができた。
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