花に嵐編_弐

9/18
前へ
/40ページ
次へ
  巧が微笑む。 「実は、この会社はオヤジがオーナーでね。 この会社はそもそも 俺のレストランに納入するためにオヤジが作ったんだ。 ・・・その上、斉藤とは昔からの悪友でね。」 斉藤が巧を見てニヤッと笑った。 ・・・道理で若いと思った。 巧は続けた。 「今日は打ち合わせに来たんだけど、 コイツがこっちにいるって聞いて覗きに来たんだ。 ・・・そうしたら、由紀さんがいるじゃないか。 まるで、夢のようだよ。」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加